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現在、高血圧の方は約4000万人、糖尿病の方は約1300万人いらっしゃるそうです。
つまり、それだけ『塩分コントロール』が必要な方がいるということ。
にもかかわらず、なぜこれまで
“家庭で簡単に塩分摂取量を測定する”道具がなかったのでしょうか。
それは、本品のような道具を作ることが「どれだけ難しかったか」のあらわれです。
といいますのも、『完璧』なデータを得るには
(1) 24時間蓄尿すること
(2) 「尿量」と「尿に含まれるナトリウム濃度」を検出すること
が必要。
しかし、家庭でこの2点の条件を満たすのは、まず不可能です。
(1)の『24時間の蓄尿』は、介護の方が常に付き添っているケース以外には現実的ではありません。外出時に尿の摂取は難しいですから。
(2)に関しては、たいへんなコストがかかります。
尿の中には、ナトリウムが約70%、カリウムが約20数%含まれていて、これら2つの物質を「分離して測定」すると、数百万単位のコスト(!)がかかってしまうのです。
しかし本品の販売価格は3万円以内ですし、信頼できるデータも得られます。
これらの問題を、本品はどのように克服したのでしょうか。メーカーさんに伺いました。
「まず(2)は、『導伝率法』によってナトリウムとカリウムを合計したものを検出しています。
本品の価格が3万円以内におさまったのは、この点が大きいです」
「(1)の『24時間の蓄尿』は、睡眠時の約7〜8時間分で対応します。 これは、
24時間が無理ならその約3分の1の尿を朝1番で採取しよう。 そうすれば、『完璧』ではなくとも、『それに近いライン』におさまるのではないか?
そうした仮説から導きました。
もちろん、検証はできています。
右のデータは、『24時間蓄尿』と『早朝尿(=7〜8時間蓄尿)』、両ケースの塩分摂取量を比較したもの。
被験者は159名、対象年齢は21歳〜79歳です。
このグラフは、小さな点が密集していますね。
これは、『24時間蓄尿』から検出した塩分量と
『早朝尿』から本品で検出した塩分量が、
たいへん近い数字を示したことを表しています。
もし両者の数字が大きく異なるなら、小さな点がグラフの外側に散在しているはずですから」
「本品のデータは、多少の誤差はあるけれども、個人の減塩管理に十分利用できる(=信頼できる)。この実験は、それを如実に示しています」(メーカーさん談)
そんなメーカーさんの言葉を裏付けるのが、日本高血圧学会減塩ワーキンググループ報告の、「食塩摂取量のガイドライン(P20)」です。
食塩摂取量評価のガイドライン
| 評価法 |
位置づけ |
主な適用 |
24時間蓄尿によるNa排泄量測定
栄養士による秤量、あるいは質問調査 |
信頼性は高く望ましい方法であるが煩雑。患者の協力や施設の能力があれば推奨される。 |
高血圧専門施設 |
| 随時尿でのNa、Cr測定とNa/gCr比による推定* |
信頼性はやや劣るが、簡便であり、実際的な評価法として推奨される。 |
一般医療施設 |
| 早朝尿(夜間尿)での計算式を内蔵した電子式食塩センサーによる推定** |
信頼性はやや低いが、簡便で患者本人が測定できることから推奨される。 |
患者本人 |
*早朝尿(夜間尿)を用いてもよい。24時間Cr排泄量推計値を含む計算式を用いれば、信頼性は高まる。
**試験紙や簡単な塩分計による方法は、簡便であるが信頼性が低く、定量的な評価は困難である。 |
『評価法』欄の一番下、青字の欄をご覧下さい。
「早朝尿(夜間尿)での計算式を内蔵した 〜」とありますから、本品はこれに該当します。
『位置づけ』の欄を見ますと「信頼性はやや低いが…」という記述がありますね。
ここだけを読むと「だめじゃない?」と思われるでしょうが、他の『評価法』の『位置づけ』欄も併せてお読みください。このガイドラインは、いずれに対しても「辛口」なんです。
そしてなにより、“*”欄の赤い字「早朝尿を用いても良い。〜信頼性は高まる」という点に注目です。
本品が採用しているのは正にこの方法。
医学的な見地からは『完璧』ではないため、医療機器として診断治療に使うことができない本品ですが、『家庭』で『個人が把握する』分には、『充分に信頼できるデータ』を得られます。
本品は、最も信用できる第三者機関からも、しっかりと「賛同」されました。
■「誤差」が生じやすいケース
本品は、睡眠時間を7〜8時間確保し、標準的な生活をされている方が対象。
そのため、以下のようなケースでは誤差がでるようです。ご了承ください。
| ◎ |
就寝前の排尿から起床後の1回目の排尿までの時間が8時間より長い場合、塩分量は「多め」に出て、短い場合は「少なめ」に出ます。 |
| ◎ |
体重を気にされている方で、肉の量を減らし、野菜や果物を「主食」にされているような場合、塩分量は「多め」に出ます。 |
| ◎ |
昼間より夜の尿が多い場合、塩分量は「多め」に出ます。汗を多量にかいた場合は、塩分は「少なめ」に出ます。 |
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